行くぜ新潟!初の大放浪
ご機嫌麗しゅう。オタクです。
10連休となったGW、一度はやってみたかったロングツーリングに出かけてみました。
新潟の美味い米と取れたてのイクラでできたイクラ丼を食って優勝したい、そんな漠然とした動機とプランもクソもない状態で決行した放浪の記録をしたためたいと思います。
個人的にGWのメインイベントに据えていた大放浪。大変楽しんで参りました。
1日目
前日に14時~21時まで草野球をやっており、初日の時点で疲労ヤバめ。起き上がれた頃にはお昼を回っていました。
ですが、初日なんか「群馬で一泊」以外の予定を全く考えていなかったので問題なし。草津の日帰り温泉に入れさえすれば100点満点のつもりでいました。
家でゴロゴロしながら日帰り温泉の営業時間を調べ、宿なんか快活で良いやなんて考えながらとりあえず14時過ぎに出発。草津へと赴きます。
国道16号から埼玉に入り、なんやかんやして17号から群馬に入っていきます。
にしても埼玉県って一部ツーリングスポットを除くと本当に走っててつまらないですね。
中途半端な市街地に入ると何もないくせに車通りだけは多い道が続くし。
愚痴りながらの運転も、群馬県に入ったあたりで日が沈み、快適な旅路に。
ガソリンメーターが怪しくなってきましたが、そもそもガソスタが見つからなかったり見つけても営業していなかったり・・・。メーターだけ満タンだからと入れずに出発にしたことを後悔しながら、草津までの急勾配の山道を登ることになりました。
湯畑観光駐車場の駐輪スペースまでなんとか辿り着いたので一旦は忘れて名湯を楽しんでいきます。
自宅
↓ 約170km
草津温泉 湯畑観光駐車場
「大滝乃湯」という施設でひとっ風呂。
せっかくだから御食事処で何か食べようかと思いましたが、到着したころには閉店していました。ノープラン放浪って感じがしてきましたね。風呂さえ入れれば問題ないので気にせずお風呂へ向かいます。
広めの大浴場に浸かり一息。冷えた体に沁み渡ります。
この時期、日が沈んだら普通に冷えますよね。バイクに乗っていると体感気温も下がるので尚更です。
合わせ湯といって38度、40度、42度、44度、46度の5箇所に分かれた浴槽があったらしいのですが、完全に見落としてました()42度が限界の虚弱体質なので行かなくても良かったといえば良かったのかもしれない・・・。
ひとまず体も温まったところで、露天風呂へ。火照った体に夜風が心地良い。
草津って露天風呂がない施設も珍しくないんですってね。露天で寒いと思ったら沈む、熱くなったら出る、みたいな体感温度を調節しながら入浴するのが大好きなので、あって良かったです。日帰り温泉の営業時間以外リサーチせず適当に選んだのにツイてます(旅行向いてないよ)
風呂を上がり、喫煙所で久々すぎる一服。幸福しかない時間。心身ともにスッキリした身にヤニがよく沁みます。この多幸感のためだけに放浪しているといっても過言ではありません。
・・・とここでガス欠寸前であることを思い出します。身はスッキリしたのに心に靄が。
近くの24時間営業のガソリンスタンドを調べ、GWで閉まっていたら目も当てられないので念のため電話までして、きれいさっぱり靄を払います。変わらず営業してて良かった。GWで遊び惚けてる身としては頭が上がりません。
正真正銘身も心もスッキリしたので、折角だからと湯畑近辺をウロウロすることに。
こういうのThe温泉街って感じがしてテンション上がりますね。
ツルツルになった肌からほんのり漂う硫黄臭が鼻をつきます。小学生のころは硫黄臭が苦手すぎて何度となく吐きかけたものです。
この時点で21時を回り、昼以降何も食べていない私自身のガソリンタンクもEmpty間近。相棒と共に補給するため草津温泉を後にします。
今度はしっかりプランを立てて、グルメも楽しみつつ一泊して帰りたいですね。
湯畑観光駐車場
↓ 約20km
ガソリンスタンド
結論から言うと、ちゃんと間に合いました。ガソリンメーターの最後の一本が点滅してるの初めて見た・・・。
東京に暮らしているとガソスタは特に意識しなくてもそこら中にありますし、不便を感じることはなかったのですが・・・要はナメてた訳ですね。
初の長距離放浪できっちりやらかす初心者の鑑。給油には気を付けよう!
行きで登った急勾配の坂をアクセルを使わず下っていきます。後ろから誰も来なくてよかった。
ハンターカブはリッター50kmは走るトンデモ燃費ですが、経験則だとゲージ1本が1ℓとは限らないのでガソスタまでの20kmの道のりは終始ヒヤヒヤもの。見知らぬ山奥でガス欠しなくて本当に良かったです。
ガソリンスタンド
↓ 約30km
快活CLUB前橋上小出店
「宿は快活でいいや」とか言ってたら30km移動することになったでござるの巻。
良い子の皆はしっかりプランを立ててから放浪するようにしましょうね。
まぜそばフェスみたいなのをやってたので、メンチカツと一緒にいただきました。
衣がサクっとしていて美味しいですね。飲食がメインの店でないとはいえ侮れません。
食後は眠れな過ぎてマンガを漁ってたら外が明るくなっていました。どうして?
寝ようとしても眠れなかったので、気絶できるようになるまでマンガを読んでました。気を失ったのは8時とかだったと思います。2時間睡眠で出発です。
2日目
2時間しか寝ていないはずなのに元気溌剌。凄まじく元気の前借りをしている感じがします。この日から新潟に入っていくわけですが、「イクラ丼食いたい」以外完全ノープランです。それでも新潟名物「イタリアン」を食べたい気持ちはあったので、とりあえず提供している店を調べて向かうことに。
国道17号→117号→8号→新潟バイパスと通っていき、新潟市街を目指します。
山肌に残る雪とこの時期の葉桜は寒冷地ならではの景色ですね。
オタクなので特に理由はないけど断層が好き。
日中であれば20℃をゆうに越える快適な気温でありながらこういった風景を楽しめるのは贅沢なものです。
車通りも少なく、目新しい絶景に囲まれながら快適なツーリングを楽しんでいました。
快活CLUB前橋上小出店
↓ 約220km
みかづき万代店
やってまいりました新潟ご当地B級グルメ「イタリアン」のお店。
千紗…イタリアンだよ…
太麺ソース焼きそばのトマトソースがけというような料理です。焼きそばの味にトマトソースの甘味や酸味が合わさる情報量大洪水状態ですが、これが意外にもサッパリ混ざり合っています。もやしと白しょうがによる食感や風味のアクセントもあり、濃い味ながら飽きずに楽しめました。並盛で380円。安い。
正直言うと派生形であるホワイトソースがけの方にめちゃくちゃ興味を惹かれていたんですが、まずは王道を征こうということで。ハンバーグトッピングとかありました。デブにも優しい。次来たらこっちも食ってみたいです。
みかづき 万代店
↓ 約80km
道の駅笹川流れ
新潟に来たからには日本海の景色も拝みたい!ということで、日本海を傍らに伸びる国道345号線を目指します。
125ccだとバイパス乗る前に乗っていいのか否かいちいち確認しなくちゃならんのでルートにバイパスが含まれてると若干面倒ですね(保土ヶ谷バイパスに乗りかけてルートを大幅変更したら到着予定が50分押した嫌な思い出)
林を抜けて海が見えてきたときの興奮、球場観戦で階段を登ってグラウンドが見えてきたときと全く同じ。視界が開け、広大な景色が目に飛び込んで来たときにこみ上げる「うおおおおおおおおおおおおおおお」という雄叫び。あぁ^~たまりませんわ。
日の傾いて来た日本海を左手に、目的地(というか引き返す目安)である道の駅笹川流れへと向かうのですが、途中ちょこちょこ寄り道しました。
はまなすの丘
弁天神社
岩場のある海岸が本当に大好きで、腰かけて波の音を聴いているだけで余裕で一日潰せます。何も感じないけど、それが心地よい。真っ白で暖かい光以外何もない世界にいるような感覚。心が凪ぐのを感じます。
地元の方がBBQしていたりビニールシートを敷いてピクニックしていたりと、団欒の場にもなっていました。日の沈む日本海をバックに食う飯は美味いか?めちゃくちゃ美味そう。
道の駅笹川流れに到着です。17時前くらいでしたかね。
食堂のメニューに目を通しましたが、後に控えるメインイベントのためここは我慢(日本海ソフトくらいは食べれば良かったかも・・・)
海沿いならではの名産品がズラリと並ぶ物産コーナーをチラチラ眺め、ショルダーバッグに入る程度のお土産を購入。私は基本的に海産物が苦手なので購入したのは村上牛の味噌のっけタレです。スパイシーな味付けと肉の旨味で米がホイホイ進みます。米も買って帰りたかったなあ(無理)
コーヒーとタバコで一服して時間を潰し、いよいよ新潟放浪のメインイベントへ向かいます。
道の駅笹川流れ
↓ 約20km
和食処 悠流里
イクラ丼の時間だあああああああああああああああああああああああ
17時30分に開店するため、夕日の沈む日本海を名残惜しく眺めて時間を潰してから出発。
来た道を引き返すことになるのですが、往路よりも更に日が傾き空の色合いや海の輝度も変わった風景を楽しめたため、満足度はただの往復のそれを遥かに凌ぐものでした。絶景と大自然に感謝。
目的地に到着です。
開店ジャストとはいきませんでしたが、それでも既に7組待ち。はぇ~やっぱ人気店なんすね~。
順番待ち状況をLINEで告知してくれるシステムがあったので、待ち時間は列から離れて過ごしました。
隣接したところに、酒蔵ならぬ「鮭蔵」があったので中に入ってみます。
何から何まで鮭尽くしで凄かったですね。食品はもちろん、鮭の皮を使った財布、名刺入れ、果てはジャケットまで(おそらく展示品ですが)。鮭皮チップスなんてお菓子も売ってました。こういうぶっ飛んだコンセプトの施設は見てて楽しいものですね。
新潟に来たからには酒蔵に寄りたかったものですが、試飲も購入もできないのに行くのは精神修行に他なりません。もう次はバイクじゃ行かないぜ。
順番待ちが残り3組になったところで通知。呼び出されたのでお店に戻ります。
10分少々待ってから席へとご案内。
普通にイクラ丼を注文しようと思ったのですが、イクラ1.5倍盛りなんてそそるオプションが。ノータイムで盛っていきます。
注文から数分でご対面。デカいぜ。
イクラに張りがあって箸で掴んでも簡単につぶれず、余すところなくプチプチ食感を楽しめます。美味い。さすが1.5倍盛りです。食べる配分を間違えてイクラが余りまくってしまいました(満面の笑み)
そして何より米が美味い。米が。イクラの味を引き出してくれる甘味がね、最高です(食レポが下手すぎる)
これの為に遥々新潟にやってきました。それだけの価値は十分にありましたね。「人が生きる理由」という哲学的問いに対する最もシンプルな回答です。
心身共に満たされたので、ここから地獄の復路に臨みます。まあ宿に向かうんですけども、なぜ復路と表現したかというと・・・
往路(しかも結構序盤の方)で通過したポイントだからなんですね。こんな旅程一人旅以外じゃ許されませんよ~。
悠流里
↓ 約185km
ゆざわ健康ランド
4時間以上かけて宿に向かいます。真っ暗になった一度通った道、虚無。
寒さに震えて何度もコーヒーブレイクをとりました。この放浪で一番しんどかった行程です。
バイパスはもう時速80kmで移動するヒトカラ専門店でした。退屈すぎて大声で歌ってることしか楽しみがない。良いストレス発散+恐怖緩和でした。自分で自分の機嫌取れる私偉い。見知らぬ土地の真っ暗な道なんて恐怖しかないですしね。
なんやかんやで宿に到着。一安心です。
そういえば2時間しか寝てなかったし、そんな状態で約505kmも走ってたし、宿についた瞬間ドカンと疲れが降ってきました。無理をした感覚はないですが、文字に起こすと凄まじいですね。
またこの宿が疲れた心身に効くわけです。悪い意味で。
まず喫煙所までの道のり。真っ暗な廊下を、非常口と既に消灯した和室の休憩スペースから漏れてくる夕方電灯の光だけが照らしています。いや怖すぎるだろ。落ち着かない一服のあと、とりあえずお風呂へ向かいます。日付も変わろうかという時間帯でしたが、入浴自体は2時まで可能だった気がするので誰かほかに人がいるものかと思っていました。しかし更衣室は無人。浴場も無人。そういえば従業員以外誰とも会っていないような・・・。更に施設内は無音です。なんか音楽流してくれ・・・。
貸切状態ならゆっくり入浴できると思っていたのですが、定期的に鳴ったり消えたりする設備の轟音とたまに聞こえる水音に過敏に反応してしまう。あとなんかちょっと薄暗い。ビビっちゃってさっさと退散しました。
仮眠スペースには、マットレスと枕、そして毛布が用意されています。ここは大助かり。さっさと仮眠スペースに籠って爆睡・・・と行きたかったのですが、枕が変わると寝られない贅沢体質が邪魔をします。ゆっくり見られなかったSNSやプロ野球のハイライトなどを眺めていたらもう4時です。10時には出ないといけないので無理やりにでも寝ることに。
3日目
アラームもなしに9時半ちょっと前に目が覚めました。我ながらすごい。
強制退去まで時間があったので朝風呂へ。相変わらず誰もいませんでしたが、明るいだけで心理的に全然違いますね。青空を眺めながらの露天風呂は幸せです。なんか虫の死骸が浮いてたけど、なんの問題もないぜ。
施設前の池で魚も死んでた
というわけで出発。3日目は長野を越えて、山梨の石和にあるいつもの温泉施設で一泊します。
宿の近くに展望台があることを知り、新潟で最後に訪れる場所としてそこを設定。
ナビの示す通りの道を進んでいくと、何やら様子がおかしいです。
え、なにこれは・・・。
いや、いい景色なんだけど、まだここ目的地じゃないし・・・。
まだダートを進ませるんですか・・・?
めげずに進んでいきましたが、無事詰んだので引き返すことになりました。
ナビは何を思ってこんな道を示したんだ。道なき道どころか、轍だけある山ですよこんなの。
チェーンやタイヤに草とか泥が絡んでいないかだけ確認してから次なる目的地へ向けて出発。
ゆざわ健康ランド
↓ 約35km
道の駅信越さかえ
長野県にやってきました。
内容は理解してないけどその土地でしか見れない看板を読むのが好き。
ミックスベリーソフトです。おいしい。
川
道の駅信越さかえ
↓ 約70km
標高2000mを越える地。スキー場も営業してるし、雪がガッツリ残っています。
新潟に着いた時にも感じましたが、雪景色を快適な気温かつ安全な路面で楽しめるってすごい贅沢ですよね。装備こそ揃えたものの冬はバイクを出さないので、新鮮な風景でした。
何より、風景の一部として遠目に見ていた雪山の中を自分で走っていることへの感慨深さを強く感じます。
絶景かな絶景かな。
降りて行っても絶景は続くぜ。絶景の中のワインディング、たまりませんの。
高標高地ならでは絶景を楽しみ、次なる目的地へ。
↓ 約120km
霧ヶ峰富士見台
うーん。景色はいいんですがさっき見たしなぁ・・・と若干後悔。
ちょっとミスったかもしれません。
霧ヶ峰富士見台
↓ 約85km
薬石の湯 瑰泉
この日の目的地です。
マッサージのサービスがあるらしいので、バキバキになった身体をほぐすべく60分コースで受けることにしました。
めちゃくちゃ身体が軽くなったのですが、ショルダーバッグを掛け続けた右肩は一向に癒えません。こればかりは仕方なし。
(美味しいカツ丼と狙ったかのような怪しい日本語構文)
温泉に入り、いつも通りカツ丼を食し、就寝!といきたかったのですが、見ていた生放送が長引いた上に楽しそうな感想会通話までしていたのでお邪魔してしまいました。2時半。
目が冴えてしまい、ぐだぐだと動画見てたら6時。なんで?
結局この日も2時間睡眠です。次からは雑魚寝じゃなくちゃんとホテルを取るようにしようね!
4日目
旅の終わりの実感からか、単純に睡眠不足からか、猛烈なダルさに襲われて目が覚めても動けずにいました。
朝風呂で強制的にスイッチを切り替え、帰路につきます。
薬石の湯 瑰泉
↓ 約90km
自宅
ひたすら20号を東へ。
途中、税金で悠々40km/hドライブを楽しむ不埒な公僕にイライラさせられながら、旅程最後の峠である大垂水峠をカッ飛ばして発散。昼前に帰宅することとなりました。
これにて、計約1125kmに及ぶ大放浪は終了です。
完走した感想ですが、もうしばらくバイクはいい(数か月後お会いしましょう)って感じです。
とても楽しかったことは確かですけどね。どうせそのうちまた放浪するだろうなあ。
今回は、バイクならではの直に風景を味わえる楽しさを最大限体感できたのかなと思います。お土産が持ち帰れなかったり酒蔵回ったりできない制約はありますが、そんなん改めて別の手段で行ったら良いだけですしね!(強がり)
目的もルートもロクに考えず、ただ走ること・風景を楽しむだけの放浪、一人で行くには最高です。
ここまで読んだ人がいるかは知りませんが、ありがとうございました。
以上でGW大放浪を〆ようかと思います。
次回更新にもご期待下さい。
ちなみに、帰宅して荷物を放り投げてから即座に整体に行きました。右肩が楽になりました。良かったです。
初心者カブ主による7/16埼玉放浪
こんにちは。オタクです。
7/16(金)に、所沢のメットライフドームでマ〇ナビオールスターゲーム2021が開催されました。
身内がチケットを当ててくれたため、観戦に行くことになりました。
せっかくなので、その前に埼玉県を放浪しようと思いました。
今回はその時の話になります。
前日は「わらじカツ丼だけは絶対に食べる」以外のプランを立てないまま床につきました。
とりあえず埼玉のツーリングスポットをいくつか洗い出し、当日朝の起きた時間から逆算してルートを決めることに。
7/16朝10時、ガソリンスタンドで給油を行いつつ、最初の目的地に「有間ダム」を設定します。
慣れ親しんだ町田街道から高尾街道、秋川街道を辿り、青梅街道を抜けていきます。人の営みを感じる市街から田舎道に変わっていく過程を楽しみながらの走行でした。
青梅市を北上し、東京と埼玉の県境である成木街道→小沢トンネルを抜けていきます。
トンネル内が県境になっており、天井に「埼玉県」と記されたライトがぶら下がっていました。一般道で通れる中で最も西に位置する県境だとか。
書いてて思ったんですが、走行中の写真を残せないのって結構もったいないですね。
記憶を頼ろうにも覚束なく、道中の情報量がどうしてもスカスカになりがちで寂しい。そのうち車載カメラでも買おうと思います。
有間ダム近辺の道を走っていると対向車線の同志から結構な頻度でヤエー(すれ違いざまに手をあげるバイク乗り同士の挨拶のようなもの)を貰いました。
趣味の中で一期一会のすれ違いから仲間意識を見出せる挨拶は気持ちの良いものでしたね。なにより、ヤエーを貰うことが初めての経験でしたので、「バイク乗りとして認知されている」ことに喜びを感じる一幕でもありました。
有間ダムを通ってきたであろうライダーと一瞬の挨拶を重ねつつ、いよいよ私も有間ダムに到着です。
ツーリングの名所、有間ダムにやってきました。
— 藤原ゆうは@放浪中 (@exashCT125roam) 2021年7月16日
大自然の中を突っ切る喜びとこの絶景こそ私が一人旅に求めるモノ。最of高 pic.twitter.com/ymWJXOOl52
とても見晴らしの良い絶景だったのですが、山道を含む道程を休憩ナシで走り続けた私のケツが悲鳴をあげており、しばらく景色は置いといてストレッチや休憩で過ごしました。これ慣れることあるんか・・・?
ケツが痛いのに座れるところが石段しかなくて死んでる pic.twitter.com/RE1d8GFMQh
— 藤原ゆうは@放浪中 (@exashCT125roam) 2021年7月16日
納車されたバイク屋さんから自宅への距離と大差ないながらも肉体的な疲労は段違いでした。
埼玉県飯能市にある有間ダム(名栗湖)は、何故か関東近郊のバイク乗りに人気のあるツーリングスポットになっています。だからライダーがたくさんいたワケです。
私が到着した正午前の時点では4,5台程度のバイクが確認できました。自販機もなければ売店などもないため本当に景色だけ見に来る場所。実に私好みです。
マジでケツがしんどかったのでベンチくらいは欲しかった(小声)
ほな、また pic.twitter.com/bpRp86BpXl
— 藤原ゆうは@放浪中 (@exashCT125roam) 2021年7月16日
自宅・ガソリンスタンド
↓ 約40km
有間ダム(名栗湖)
景観を楽しみ休憩も取れたので、そろそろ腹ごしらえの時間です。「道の駅あしがくぼ」へ赴き、わらじカツ丼をいただきに行くことに。
今回の放浪で唯一予定していた行動であったため、ウキウキになりながらハンターカブに跨ります。
県道53号線から国道299号線へ抜けていくのですが、道中の「山伏峠」で初心者である私はヒヤヒヤ連発。
曲がりくねった急勾配の坂を上っていくことになります。
うわあ、これはヘアピンカーブで、こっちは急勾配、ああ、このギアじゃもう登れませんね・・・なんだこれは、たまげたなぁ・・・
といった具合にもうてんやわんや。後続車が来なくて本当に良かったです。
渓流を下に見ながらの山中でしたが、景観を楽しむ余裕などなく、バイク買って一週間で通る道じゃねぇ!と叫びながら何とか無事峠を抜け、国道299号線へ。
ここまで来るともう道の駅あしがくぼはすぐそこです。
未だ知らぬ美味を求めて、いざ芦ヶ久保の地へ。
有間ダム
↓ 約20km
道の駅あしがくぼ
道の駅あしがくぼに到着したのが13時を回ろうかという時刻。お昼ご飯には最適な時間帯です。
そういったこともあり、駐車場には平日にもかかわらず沢山の車やバイクが止まっていました。休日に来たらもっと凄いのだろうか・・・。
バイクを停め、早速わらじカツ丼とご対面・・・と行きたかったのですが、券売機に「豚みそ丼」というなんともそそるメニューが。
結局、豚みそ丼とわらじカツ丼を一皿で楽しめる「ミックス丼」を注文することにしました。デカいカツと豚肉が鎮座する丼はなかなか壮観です。デブの食い意地に寄り添うメニュー設定に万歳。
更に密かに気になっていた「みそポテト」もいただくことに。お、(カロリー)大丈夫か大丈夫か
道の駅あしがくぼにやってきました。
— 藤原ゆうは@放浪中 (@exashCT125roam) 2021年7月16日
ここでは名物の「わらじカツ丼」と「豚味噌丼」の2つをひと皿で楽しめる「ミックス丼」と、「みそポテト」を頂きました。
私自身もナビ代わりのスマホも充電完了、次の目的地へ向かいます pic.twitter.com/XuD9ZHp4S9
まずは大本命のわらじカツをいただきます。「草鞋」の名の通り薄く平べったいカツに甘辛いタレをくぐらせたシンプルな一品です。
一見無味に見えますがしっかりと味がついており、それでいてふやけることなくカリッとした食感が損なわれない絶妙なバランス。味が濃すぎず油もしつこくない上に、やはり甘辛タレとご飯の相性は暴力的なので、ホイホイ箸が進みます。
一方の豚みそですが、こちらは歯応えがありながらも口に残り続けることのないサッパリした食感。味噌の濃い目の味付けが際立ち、わらじカツとの壮絶な白米の取り合いが止まりません。
みそポテトは、ふかしたじゃがいもを天ぷらにし、そこに味噌ダレをかけた一品。めちゃくちゃ重たいしとんでもなく腹にたまります。
味自体はとても美味しかったのですが、すでに私は揚げ物+味噌で味付けした肉を食べており、食感的にも味付け的にもちょっとしつこかったかなと感じました。
別の機会にもう一度食べないと正当な評価は下せません。完全に私のガバなんですがね。
旅先特有の財布の紐の緩みで若干しんどい思いはしましたが、腹を空かしたデブには非常に嬉しいガッツリ飯でした。
ガッツリ食った後にはサッパリしたデザートも欲しくなるのがデブの性。
一度出発したのにわざわざ引き返し、「紅茶ソフト」をいただきます。
そういえばと思い紅茶ソフトを食べに引き返しました。ガッツリ飯の後に嬉しいサッパリした落ち着いた甘さ pic.twitter.com/3BvAWKHTKD
— 藤原ゆうは@放浪中 (@exashCT125roam) 2021年7月16日
やっぱり名物の紅茶ソフトは美味いな。濃厚でありながらしつこくない、スッキリした甘さだ。紅茶は地元・横瀬町産の物を使用したのかな?
30℃を超えようかという気温の中、日陰とはいえ屋外でソフトクリームを食べると大変なことになります。ボタボタ垂れまくりでだいぶ損しました。美味しかっただけにもったいない・・・。
食事を終え一息ついたところで、メットライフドームへの到着時間を意識し始めます。
リストアップしたスポットはあと1か所しか回れない感じだったので、「バイク神社」として有名な小鹿神社を選択。おいしい食事で心身共に満たされ、いざ出発。
道の駅あしがくぼ
↓約20km
小鹿神社
国道299号線を北西へ進み、秩父市街を通りつつ小鹿神社を目指します。
道沿いの大鳥居を目印に、細い路地へ入り駐輪場へ。
実はこの小鹿神社、オートバイの交通安全を祈願する神社の一つということで「バイク神社」として有名で、多くのライダーが訪れるとのこと。
先日高幡不動尊で交通安全祈願を済ませてきましたが、せっかくなのでバイク乗りの端くれとして顔を出すことに。
バイク神社として有名な小鹿神社にやってきました。
— 藤原ゆうは@放浪中 (@exashCT125roam) 2021年7月16日
バイクをかたどった「OGANO」の文字と「てんとう虫+防止=転倒防止」というシャレのきいたお守りがユーモラスです pic.twitter.com/G72vJ1MIq7
— 藤原ゆうは@放浪中 (@exashCT125roam) 2021年7月16日
賽銭箱の近くにステッカーと「てんとう虫+防止=転倒防止」のお守りが販売されています。
鈴緒の持ち手に「感染症対策のため触れないでください」との張り紙があったため、本坪は鳴らさず、お賽銭だけ投げて手を合わせてきました。
厳かながら「バイク神社」らしい遊び心も感じる良い場所でした。
癒しがたい蓄積ダメージを負ったケツをいたわりつつ、自販機で買ったスポーツドリンクを一気飲みし、一路メットライフドームへ。
埼玉放浪もいよいよ大詰めです。
小鹿神社
↓約65km
国道299号線をひたすら東へ突っ走り、所沢のメットライフドームを目指します。
知り合いとは16時30分を目安に集合する予定だったので、我ながら今のところ完璧な時間調整。
ギリ集合時間間に合うな pic.twitter.com/BgrBSe1e9J
— 藤原ゆうは@放浪中 (@exashCT125roam) 2021年7月16日
芦ヶ久保など、往路で通った道に「お世話になりました」と感謝しながらの旅路になりました。
途中、税金でツーリングを楽しむ不埒な公務員が後ろについたために誰も前にいない40km道路で飛ばすに飛ばせないハプニング(?)もありつつ、往路とは逆に田舎の山道から市街地へと姿を変える道程を行きます。
山に生まれ山に生きた人間なので、山道ではテンションが上がるんですよね。
ネックスピーカーから音楽を流しながらの走行だったのですが、自然と大熱唱が出たのはたいてい山に囲まれた道でした。逆に市街地ではそんなにテンションが上がらず、おとなしく走行していました。人が多いからとかではなく、個人的な心情の問題です。恥を晒すのには慣れているので()
所沢近辺で渋滞に巻き込まれながらもメットライフドーム周辺に到着。交通整理のオッサンの曖昧な指示で駐輪場を間違うトラブルに見舞われながらも、16時45分頃無事身内と合流できました。マジで疲れた。
オールスターを観戦し、接戦で展開する試合に一喜一憂。
協賛会社のマ〇ナビや、特定球団の球団歌に乗せて愛ある賞賛のブーイングを送る様式美も楽しみつつ、良い時間が過ごせました。
応援歌のないオールスターはクソ!wと思っていましたが、結局なんだかんだ楽しめました。
身内とはしゃぎにはしゃいだ後、帰路につきます。
試合後はグラウンドに降りることも出来ました。
↓約25km
自宅
家に帰るまでが放浪です(?)
しかしナビが初っ端からとんでもない道を提案してきます。街灯がないうえに林の中に道を通しただけのような所を通ることに。ハンターカブの貧弱なライトではどうも心許なく、土地勘も分かれ道もないため渋々このふざけた道を走ります。
心身の疲労に上乗せするにはこの不安は重すぎて、途中本気で泣きそうになりました。前が見えない知らん道で煽ってくるな後続車よ。
そこを抜けて市街地に合流したときの安心感たるや。街灯の存在と人の気配を感じる喜びに感謝しつつ家路に向かいます。
やはり至地元の標識が見えると「帰ってきた」と感じますね。所沢から自宅のある八王子まで距離が遠くないこともあり、目にする機会は多かったです。
23時40分頃の帰宅を以て、約14時間・170kmの放浪を終えました。
170kmは数字にするとツーリングにしては大したことないのですが、猛暑、初心者故の精神的疲労、感じたことのないケツの痛み、同じ姿勢を取り続けることによる筋肉の張りなどなどがのしかかり、結構ヘビーでした。しばらくバイクはいいや・・・って思うほどでした。これを書いている今はもう既に乗りたいんですけども。二郎系ラーメンかな?
埼玉にはまだまだ訪れたいスポットが多くあるため、今後の放浪語りにも登場すると思われます。
大自然の中を走るのは気持ちの良いものです。バイクと共にたどり着いた先の景色は視覚情報以上の感動をもたらしてくれます。
バイクの楽しさ、バイク乗りとしての喜び、初心者ならではのしんどさが詰まった良い放浪でした。
以上を総括とし、7/16の埼玉放浪語りを締めさせていただきます。
今後の更新にもご期待ください。
免許取得当日に納車され、雨の中40km走って帰宅した男+前後日譚
こんにちは。オタクです。
皆様ご機嫌いかがでしょうか。私はウキウキです。
この度、初めてのバイクとなるCT125ハンターカブが納車されました!
my new gear…… pic.twitter.com/WHaqgtVaHZ
— 藤原ゆうは💯 (@ExAsh666) 2021年7月9日
ツウェッテでサーチすると、平気で半年以上納期待ちが発生していたりそもそも納入が滞っていたりしており、奇跡的なタイミングでの納車であることを再認識させられました。
ここから少し時を戻しての自分語りになります。
免許取得の動機は「満員電車乗って通勤するの嫌すぎワロタ」という真っ当なものだったのですが、”教習所に入ってから”致命的な事実に気づきます。
「家から会社までバイクで2時間弱かかる」
もう一度言いますが、これに気づいたのは”教習所に入ってから”です。
一応まだキャンセルは効きますが、若干潔癖入ってる私は、レンタルが嫌すぎて既に技能教習用にヘルメットとグローブを購入してしまいました。こうなるともう正直引き返すのも億劫です。
それならもう免許取ったろうと、新たな趣味にしたろうと、Youtubeでツーリング動画を見始めたりバイク情報収集を始めたりしながら強引にモチベを上げ、免許取得に至りました。
ただ、動機が動機だったので「通勤快速って言われてるくらいだしスクーター乗れればいいべw」と思い、小型AT限定の免許で申し込んでいたのです。趣味に振り切ろうとしている中で選択肢を大幅に狭めることになるため、これは結構大きなやらかしです。ガバは連鎖する。
情報収集の中で、値段デザイン等諸々考えてクロスカブにロックオンしていました。というか直前までクロスカブを買うつもりでいました。
じゃあなんでハンターカブ買ってんだという話ですが、最大の理由は「奇跡と運命」です。
もっとわかりやすく言うと、「どこを探し回ってもクロスカブは9~10月まで納入がなかったのに対し、”一応気にしてはいて、本気で買う気はなくとも情報だけは追っていた”ハンターカブがすぐ手に入る店舗があったため」です。
「え、どうする?マジで買っちゃう?クロスカブ9月まで待てる?いまハンターカブ即決しないと悩んだ意味もなくなるぞ、やっちゃうか?」と電話口で3分ほど熟考()し、購入に至ったわけです。
一応購入の検討・決定は教習所を卒業してから本格化し始めたのですが、免許取得まで毎日のようにツーリングや旅のブログを読み漁っており、日々旅ゲと共に文章発散欲求を溜め続けてきました。
文学的露出狂()である私は感情の昂りを感じるとすぐ文章化したがってしまうのです。
悶々とした日々を過ごす中、2021年7月9日に晴れて免許を取得することができました。
やる気0社壊人なので有給残数は常時大ピンチなんですが、「落ちたら知能の欠陥以上に有給がヤバい」「というか免許取得即納車のスケジュールにしてるから迷惑が掛かってヤバい」と、必要以上のプレッシャーを感じながらの試験となってしまいました。
2020年8月末に教習所に通い始め、卒業したのが2021年6月、当然学科教習の内容なんか抜け落ちてるのに勉強開始より先にバイク購入、勉強のために立ち上げたブラウザでブログ漁りと、最初から最後まで「発動」たっぷり。
ADHDの分際でいっちょ前に不安は感じるので、当日はやたらとささくれ立っていました。
府中で試験を受けたのですが、受験者全員部屋に集めて不合格者を先に退出させるの中々エグいっすね。誰が落ちたか即バレですよ。
「だろうな」と思わされる出で立ちの若年女性が退出する後ろに自分の父親くらいの年齢の男性が続いており、なかなかショックを受けました。
免許交付後すぐに高円寺にあるバイク屋さんへ直行。基本的にネガティブかつビビりな私は、納車のウキウキより初公道への不安が勝る精神状態。平穏は未だ訪れません。
バイク屋さんに到着し説明を受けたのち早速初公道です。
納車直後に40kmもの道のりを走って帰ることになります。
ナビ設定まで見守ってくださっていた店員さんも「そんくらい走ればここから横浜辺りまで行けますねw」と苦笑い。
必要最小限の荷物によくないドキドキとほんの少しのワクワクを詰め込み、家路へとつきます。
バイク屋さんを後にし、いざ公道へ。
走りだすと「アクセルを開けると車体が進む」という当然のことに強い感動を覚えました。
教習所で出すのが怖かったスピードも公道では当たり前。
「うわー運転しちゃってるよ!やべー!」という絶叫をヘルメット内に響かせました。
と、感動もそこそこに早速アクシデント発生。
走りながらナビを確認したところ、現在地を示すアイコンが画面上に表示されていません。パニックになりながら近くにあったコンビニに停車しました。
自分で地図をスクロールすると表示が操作した位置で固定される仕様だったみたいですね。こんなとこまでガバたっぷり。
市街地での走行ということもあり、基本的に前の車のスピードを伺いながらの走行がメインでしたが、加速が必要な道路と比べて安心感が段違いでした。
渋滞がストレスにならないのも初心者の特権でしょう。
道が流れ始めてから加速とギアチェンジの感覚を掴みだしました。
不安要素の中に「うまくギアチェンジを扱えるか」という部分もあったのですが、慣れれば楽しいものです。
走行中の陶酔感も手伝い、「車体と会話している感覚」が芽生え始めました。
「シフトインジケーターなんかないし、どのくらいスピード出してるときは何速に入れるとかわからん・・・」と思っていたのですが、加速していると「このギアじゃもう回せないよ」と訴えかけてくるのです。かわいいやつめ。ATながらこの人馬一体感を楽しめるのはうれしいところです。
1時間近く走行しちょっぴり慣れてきたかも!?と思った矢先、ポツポツと雨が降り始めます。冗談じゃあないぜ。本降りになってきたのが家が近づいて土地勘のある道に入ってからだったのが唯一の救いです。
納車当日に初公道で40km走行し雨に降られた男。
私自身雨予報でもチャリで通勤する人間なので濡れることへの抵抗は薄いのですが、濡れた路面でチャリじゃ出ないスピードを出すのもさることながら、マジでマンホールが怖いです。
幸い危険を感じるシチュエーションはありませんでしたし、ほぼ無償の勉強代で安全意識が染みついたので悪い経験ではなかったのかなと思います。
私が無理やりモチベを上げた中で最も刺さった魅力が「バイクは、外に出ながら一人で引きこもることが出来る」というものでした。
アウトドアもイケて単独行動が大好きなヒッキーオタクである私にとってこれ以上なく贅沢な趣味です。
音楽を聴くために耳をふさぐのは怖かったので、15000円くらいかけてネックスピーカーも購入しました。これでもう無敵です。
野外で大声出して歌いながら疾走するのは気持ちの良いものです。
常時風景を楽しみつつ旅ゲを満たしながら一人の世界に浸れるので、これ以上なくオタク向けの趣味であると感じました。
納車の翌々日も深夜と昼~夕方の二度に渡って放浪を行いました。
深夜は真っ暗で何も見えない城山ダムを回り、夜が明けた頃牛丼を買って帰りました。
夜明けと共に pic.twitter.com/Oc9tFgjDlo
— 藤原ゆうは@放浪中 (@exashCT125roam) 2021年7月10日
一寝入りしたのち、交通安全祈願のため高幡不動尊に訪れました。
交通安全祈願のために高幡不動にやってきました。ちょっと時間があったので中をうろつきます。
— 藤原ゆうは@放浪中 (@exashCT125roam) 2021年7月11日
新撰組でお馴染み、土方歳三のゆかりの地らしく、えらく推して来ます。
カメラを買ったばかりの高校時代、この五重塔を撮るために授業をサボってここに来た思い出が呼び起こされました。 pic.twitter.com/hlV724ZTPJ
祈願が終わりました pic.twitter.com/z0csS2qDTK
— 藤原ゆうは@放浪中 (@exashCT125roam) 2021年7月11日
兄弟もいました。
ちょっとうろついて帰ってきたら横に兄弟が止まってました。偶然オーナーさんである親子とも遭遇し、二三会話を交わしました。コミュ障陰キャでも旅先ではアクティブになる現象、あると思います pic.twitter.com/5OcWXYosRl
— 藤原ゆうは@放浪中 (@exashCT125roam) 2021年7月11日
そこから八王子市街へ向かい、前述のネックスピーカーの購入と軽い腹ごしらえをしたのですが、駐車場所にかなり困りましたね。
結局かなり外れにある駐輪場へ停めました。
雨雲レーダーを確認するとそろそろ帰ったほうが無難ではあったのですが、北上していく雨雲予測を見て「これなら行ける!」と思ってしまい、125cc以下の規制が解除されて久しい大垂水峠を通って相模湖方面へ。しかし、この判断で後悔することになります。
買い出し飯済ませてたらどえらい雨雲神回避してる
— 藤原ゆうは@放浪中 (@exashCT125roam) 2021年7月11日
このぶんなら神奈川方面放浪して帰っても問題なさそう pic.twitter.com/Q2BgqmJKCr
雨とは無縁のまま大垂水を越えていったのですが、相模湖IC付近で突然横殴りの雷雨に襲われます。
また雨に降られてしまいました。こればっかりは完全に自業自得です。
急いで引き返し、深夜も通った津久井・城山方面を通過しての家路へ。
途中晴れ間も覗くなど、雨雲からは逃げ切ったかと思われましたが・・・。
ここから猛ダッシュで抜けてきました pic.twitter.com/0fsNblMvzw
— 藤原ゆうは@放浪中 (@exashCT125roam) 2021年7月11日
豪雨の中走ってたら晴れ間が見えてきて一安心 pic.twitter.com/8DotEnqDic
— 藤原ゆうは@放浪中 (@exashCT125roam) 2021年7月11日
町田街道に入った辺りで先ほど逃げ切った雨雲と感動の再会を果たしました。全身ビショビショ、走行中体に襲い来る大粒の雨はもはや凶器です。雹と勘違いするほどの痛さでした。
こうして豪雨に押し流される形で合計100km程度の放浪を終えました。
いや、楽しかったんですけどね、これも野球。
以上で免許取得~初放浪までを綴った自分語りを締めようかと思います。
これからも放浪日記やオタク目線でのツーリングの楽しさを綴っていきたいと思っておりますので、次回の更新にご期待ください。